フェリーチェ自由が丘

「お友達の家に遊びに来たような安心感」
──東横線沿いで愛される洋食店の物語

コンセプト・お店を始めたきっかけ

お店の扉を開けると、まるで友人の家に遊びに来たかのような居心地の良さが広がります。もともとは洋食をメインに提供していた同店。オムライスも試しに提供してみたところ、その美味しさが口コミで広がり、多くのお客様の心を掴む看板メニューへと育ちました。

おすすめのメニュー
中でも人気なのは「ビーフシチューオムライス」。濃厚なビーフシチューと、ふわとろの卵が絶妙に絡み合う一皿は、多くの常連客から「ここでしか食べられない味」と高い評価を受けています。

褒められているポイント
Instagramでは、断面が美しいオムライスの写真が数多く投稿されています。フォロワーからは「映えるだけじゃなく本当に美味しい」とのコメントも寄せられており、SNSでの評判が集客にもつながっているようです。

集客経路
主な集客経路はTikTokやInstagram。動画で“とろけるオムライスの瞬間”を切り取った投稿は拡散力が高く、特に若年層の来店動機になっています。

客層
来店客の多くは10〜30代の女性。カップルで訪れるケースもあり、その割合はおおよそ9割が女性、1割が男性という比率です。

商圏
主に東横線沿いのエリアからアクセスする方が多く、週末には沿線外から足を運ぶファンも見受けられます。

独自のメニュー演出
最大の特徴は、オムレツをカットしてお客様の目の前で“ぱかっ”と開くスタイル。今では多くの飲食店で見られる演出ですが、このお店は実に8年前から取り入れており、老舗的な存在として知られています。

インバウンド需要
コロナ以前は韓国からの観光客にも人気で、訪日旅行者が「食べたいリスト」に挙げる名店のひとつでした。

テイクアウト・デリバリー
「家でも味わいたい」という声に応えてテイクアウトも実施。新規顧客も多く、来店きっかけのひとつになっています。さらに、Uber Eatsや出前館といったデリバリーサービスにも対応し、1日あたり2〜3件の注文があります。

今後の展望
今後は新しい店舗展開やフランチャイズ化も視野に入れているとのこと。ただし「属人的になりそう」という課題感もあり、仕組みづくりとクオリティの維持が大きなテーマになっています。

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