季節料理 浮岳茶寮

🌿糸島・福吉の里山に佇む、特別な一日一組の古民家茶懐石「浮岳茶寮」

糸島の奥座敷、福吉の自然豊かな山あいにひっそりと佇む「浮岳茶寮(うきだけさりょう)」は、まるで時間がゆっくりとほどけていくような静寂と温もりに包まれた空間。
里山の四季折々の風景と調和した古民家で、一日一組だけが体験できる特別な茶懐石が用意されています🍵

🍴地産地消と旬を大切にした懐石料理

料理はすべて、糸島・福吉の地元で採れる新鮮な山海の幸を使用。
春には筍の木の芽和えやふきのとう、夏には川魚や地元野菜、秋は栗やきのこ、冬には柚子や大根など、季節の移ろいに合わせて内容が変わっていきます。

茶懐石をベースに構成されたコースでは、出汁の香り、盛りつけの美しさ、器選びにいたるまで、季節を五感で感じられる丁寧な演出が施されています。

🌸料理に込められた“季節の演出”

浮岳茶寮では「食べること=季節を味わうこと」。
料理の内容だけでなく、使う器や盛り付けのテーマにも四季が織り込まれています。

たとえば春には、桜の花びらを模した練り切り菓子が登場し、筍のあえ物に木の芽の香りが添えられます。夏になると、うちわをかたどった涼しげな器に前菜が盛られ、煮梅や酢の物がさっぱりとした口当たりを演出。

秋には紅葉の葉を添えて秋刀魚の幽庵焼き、冬には柚子釜の蒸し物や雪景色を思わせる盛り付けなど、季節ごとの趣向が感じられ、まるで「小さな茶会」に招かれたような体験ができます🎐

🏡古民家ならではのぬくもりと静寂

建物は築約100年の古民家をリノベーションしたもの。しっくい壁とむき出しの梁、昔ながらの畳の座敷や欄間など、和の美がそこかしこに息づいています。
土間を抜けると、大きな窓から里山の風景が広がり、風に揺れる木々や川のせせらぎがやさしく耳に届きます。

食事をする場所は広間の一角にある低い座卓。灯りは控えめで、柔らかな自然光が空間を包み込み、まるで時間が止まったかのよう。
喧騒から離れた山里で、ただ静かに“自分の感覚を研ぎ澄ます”ような贅沢が味わえます。

🛏️1日1組限定の贅沢な滞在

昼・夜ともに各1組限定の完全予約制。さらに、併設の宿「オーベルジュ 山ぼうし」では宿泊も可能。宿泊者がいる場合、夜の食事予約は受け付けていません。

旧馬小屋を改装した宿は、天井が高く開放的な造り。縁側からは竹林や山の稜線が見渡せ、夜には星空、朝には鳥のさえずりが響く、まさに“暮らすように泊まれる”場所です。

📍店舗情報
• 住所:〒819-1641 福岡県糸島市二丈吉井1965
• 電話番号:092-326-6866
• 営業時間:
 昼 11:30~15:00
 夜 17:30~21:30(※夜は宿泊客優先)
• 定休日:不定休
• アクセス:JR筑肥線「福吉駅」より車で約5分/徒歩約22分
• 駐車場:あり(無料)
• 予約:前日までに電話で要予約(完全予約制)

料理、空間、器、景色──そのどれもが「季節」を軸に丁寧に紡がれる浮岳茶寮でのひとときは、まるで日本の美意識と文化を再発見するような時間。
自然とつながり、心を整える。そんなひとときを、ぜひ福吉の山里で体験してみてください🍃

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