フィレンツェに恋したダンディシェフが営む、神楽坂の隠れ家イタリアン
肩肘張らずに本格イタリアンを楽しみたい。そんな気分の日に訪れたいのが、神楽坂の「オステリア・アルベリーニ」。料理の味も、空間も、人も、“ちょうどいい”心地よさで満たされる一軒だ。
【歴史】
「オステリア・アルベリーニ」は2013年に神楽坂に誕生したイタリアン。オーナーシェフの中村さんは、福岡出身。高校卒業後に料理の専門学校を経て、19歳で単身イタリアへ。フィレンツェを中心に5年にわたって修行を重ね、2011年の震災の年に帰国。のちに、縁あって神楽坂に店舗を構えた。以来、地域の人々やグルメな常連に愛される“街のイタリアン”として13年。変わらない料理への情熱が、今も訪れる人の心と胃袋を掴んでいる。
【インテリア】
店内は木の温もりを活かした落ち着いた空間。おしゃれ過ぎず、それでいて品のある空間づかいが心地よい。オープンキッチン越しに中村さんの調理風景がのぞけるカウンター席は常連客に人気。一方で、テーブル席は初訪問でもくつろげる雰囲気で、女性同士の食事にもぴったり。おしゃれで居心地のいい空間が、料理と会話をより一層引き立ててくれる。
【メニューの魅力】
看板メニューの「ナスのオムレツ」は、フィレンツェで出会った料理にインスパイアされた一皿。卵の甘みが引き立つよう丁寧に火入れされ、レモンを搾れば爽やかな香りとともにいただける。日本人の口に合うよう、絶妙に調整された味わいも魅力。その他、季節の前菜や魚介、肉料理まで、アラカルトとコースをバランスよく揃え、何度通っても飽きない構成。コースは当日予約にも対応しており、週末は満席になることも多いため、予約がおすすめ。
【店主の思い】
ダンディな中村さんは、一見寡黙そうに見えて、お客様には丁寧に料理の魅力を伝えてくれるジェントルなシェフ。料理ひとつひとつに愛情を込めて、わかりやすく説明してくれる姿勢は、初心者にも通の人にも安心感を与えてくれる。素材の良さを生かしながらも、日本人の舌に合うよう丁寧に味を組み立てるその技術はまさに職人の仕事。「美味しいの一歩先を目指したい」と話す姿勢からも、料理への真摯な想いが伝わってくる。
◆おすすめメニュー
・ナスのオムレツ
・ブッラータチーズ、ルーコラ、トマトのサラダ
・鶏レバーのクロスティーニ
◆店舗情報
住所:東京都新宿区神楽坂3-2 木村屋ビル2F
アクセス:JR飯田橋駅 徒歩3分/東京メトロ飯田橋駅 B3出口 徒歩2分
営業時間:18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:日曜・月曜
予算目安:8,000円~10,000円前後
リンク:
公式サイト ▶︎ https://alberini2013.owst.jp/
Google Maps ▶︎ https://goo.gl/maps/YUXGUXfUu2zfb5y56
食べログ ▶︎ https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13157375/
Instagram ▶︎ https://www.instagram.com/alberini2013/










