蒼い月が照らすパン屋さん
リュヌシアン ブーランジェリー(府中・東府中)
東府中の静かな住宅街を歩いていると、ふわっと漂ってくる焼きたてパンの香り。その香りに導かれるように辿り着くのが、「リュヌシアン ブーランジェリー」です。
店名の由来はフランス語で「蒼い月」。蒼い月を見ると幸せになれるという言い伝えから、“食べた人が幸せな気持ちになるパンを届けたい”という想いを込めて名づけられました。
“素材と手間”に妥協なし
店主・福田さんの信条は「1に食材、2に発酵、3に技術」。
カナダ産やフランス産、国産小麦をパンの種類ごとに使い分け、卵は希少な純国産鶏「ゴトウさくら」、塩は沖縄の天日塩「シママース」を使用。天然酵母でじっくり発酵させることで、小麦本来の甘みと香りを最大限に引き出しています。
店内に並ぶのは、ハード系から総菜パン、デザート系まで約60種類。トレーを持つと、どれを選んでも正解の“幸せな迷子”になること必至です。
看板パンは“幸せ直送”スタイル
ミルクフランス
注文を受けてから、自家製のミルククリームをフランスパンにたっぷりと詰め込みます。サクッと軽やかなパンに、やさしい甘さのクリームが広がり、思わず笑顔に。
季節限定パン
季節の果物や食材を使ったパンも評判。旬の香りと食感が楽しめます。
“町いちばん”のパン屋を目指して
「地域で一番愛されるパン屋になりたい」。その想いで、福田さんは毎日オーブンに向かいます。
蒼い月が夜空にぽっと浮かぶように、日常の中でふと寄りたくなる——そんな場所が、ここにはあります。




