🏠アパートの一室に広がる癒しの空間☕
福岡・警固にある隠れ家的カフェ「ぶんカフェ」
九州カフェ巡り第77回は、福岡市警固の古アパートにひっそりと佇む名店「ぶんカフェ」へ。🏘️その佇まいは、まるで友人の家に遊びに来たような心地よさ。ドアを開けた瞬間、優しい笑顔と「いらっしゃいませ」の声で迎えてくれるのは、店主・吉留修二(よしどめ・しゅうじ)さん✨
蝶ネクタイにベストというクラシカルな装いで、まさに“本物のコーヒー”を出してくれそうなオーラ。そして、その予感はすぐに確信へ変わります。
☕吉留さんが描いた「自分なりのコーヒー」への道のり
34年間にわたり「珈琲舎のだ」で腕を磨き、責任者として数多くの若手バリスタを育ててきた吉留さん🌱その穏やかな人柄と面倒見のよさから、業界内では「人望の人」として知られ、多くの後輩たちが口を揃えて「吉留さんがいたから頑張れた」と語るほど。
そんな吉留さんが54歳で「ぶんカフェ」を立ち上げたのは、“自分が理想とするコーヒー”を届けたいという純粋な想いから💭
🛋️お店の雰囲気は“友達の家”そのもの
「ぶんカフェ」があるのは、警固のレトロなアパートの一室。アパートの入口に掲げられた大きな看板と、親しみやすい筆文字の「ぶんカフェ」の文字が目印🪧
一歩足を踏み入れると、まるで親しい知人の家にふらっと立ち寄ったかのようなぬくもりを感じます。ゆったりとした空気の中、香ばしいコーヒーの香りが鼻をくすぐり、ついつい長居してしまいそうになる、そんな空間です。
☕メニューはコーヒー一本勝負!
提供されるのは、自家焙煎のコーヒーのみ。
特筆すべきは、ネルドリップ抽出へのこだわりと、バランスの取れた焙煎レベル🔥。例えば、深煎りのイメージが強いイエメン産の「モカ・イブラヒム」も、吉留さんの手にかかれば中煎りで華やかな酸味が広がる一杯に変身🍋✨
「すっきりとした酸味、クリアな苦味、そして余韻に広がる甘みがバランスよくまとまっていることが“おいしさ”だと思うんです」と、吉留さんは語ります。
🎙️年齢を理由に“あきらめない”
50歳を過ぎてからの独立は、簡単なことではなかったはず。それでも吉留さんは、「自分だけのコーヒーを届けたい」という想いを募らせていきました。
「年齢を重ねても、固定概念にとらわれたくなかった」と語る吉留さん。その言葉どおり、「ぶんカフェ」で提供される一杯一杯には、今の感性がしっかりと息づいています🌿
🫖コーヒーを通じて伝えたいもの
「ぶんカフェ」には、常連さんが多く訪れます。中には、吉留さんのコーヒーを飲みにわざわざ遠方から足を運ぶ方もいるほど🚶♂️🚶♀️
ネルドリップで丁寧に淹れられたコーヒーはもちろんのこと、吉留さんの人柄に惹かれてやってくる人も少なくありません。
「初めての味わい」と喜ぶお客さんの声が、何よりも励みになるという吉留さん。静かなアパートの一室で、心を込めて一杯のコーヒーを提供し続ける姿に、じんわりと温かい気持ちになります🌈
⸻
📍店舗情報
ぶんカフェ
🏠 福岡県福岡市中央区警固1丁目3-6 コーポ警固203
🕒 営業時間・11時00分〜17時30分
📞電話番号・090-4583-8060
⸻
📝まとめ
「ぶんカフェ」は、コーヒー好きの方はもちろん、なんだか心が疲れてしまったときにもぜひ訪れてほしい一軒です。年齢や場所に縛られず、自分の理想を追い続ける吉留さんの姿から、静かに元気をもらえる、そんな場所です🌿✨

